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| characters:ていっち [2026/01/18 14:57] – マカロニ庭園 | characters:ていっち [2026/01/18 16:30] (現在) – マカロニ庭園 | ||
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| 行 59: | 行 59: | ||
| ウン・チー(19XX年~)はジャケット(軍属記録)の消失などによって大部分が詳細不明の男だが、かつては農園の農奴であったとされる。 | ウン・チー(19XX年~)はジャケット(軍属記録)の消失などによって大部分が詳細不明の男だが、かつては農園の農奴であったとされる。 | ||
| - | 現在は庭園雲古軍に所属しているとされ、かつてウン・チーの部隊を生贄にした農園ぽぽ中隊長を抹殺するために国境線をうろついているという。 | + | 現在は庭園雲古軍に所属しているとされ、かつてウン・チーの部隊を裏切った農園軍ぽぽ大尉を抹殺するために国境線をうろついているという。 |
| ===== 生い立ち ===== | ===== 生い立ち ===== | ||
| 行 193: | 行 193: | ||
| - | ===== 上層部の失踪と農園閉鎖 ===== | + | ===== 農園閉鎖と部隊の解散 |
| - | 捨て駒部隊は | + | 捨て駒部隊は占領陣地でしばらく滞在したと言われる。その間、少ない食料を分け合い、今後の方針を各部隊長が協議したという。 |
| + | しばらくの協議の後、部隊復帰を目指すとして農園に帰還する事が提案され、誰もがそれに同意した。 | ||
| + | そうして捨て駒部隊は遥か後方の農園へと歩みだした。士気も低く、途中で離脱するものが居ても誰も咎めず、誰も責めなかったという。 | ||
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| + | そうして農園に到着した時、部隊は100人にも満たなかった。 | ||
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| + | 農園に到着した捨て駒部隊は、荒れ果てた畑と宿舎を目にし、呆然と立ち尽くしたという。 | ||
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| + | 家が無くなったぷゆゆ🥺がうろつき、右往左往する者も多い中、ウン・チーの部隊は状況を整理するために農園内を偵察した。 | ||
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| + | 結果として農園は破棄され、閉鎖されたことが明らかとなった。 | ||
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| + | その理由については公式な記録が残っておらず、戦局の変化によるものとする説、内部処理の一環であったとする説などが存在する。 | ||
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| + | 防弾3Gという故郷を失い、流れ着いた農園という故郷を失い、捨て駒部隊はもはや所属する組織も、存在する理由も失った。 | ||
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| + | 残存部隊長達は協議の末、正式な上級命令を伴わない形で解散を宣言したとされる。ここに正式に捨て駒部隊は解散した。 | ||
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| + | そうして隊員達は静かに廃墟に住むものも居れば、放浪の旅に出る者もおり、その中でウン・チーは1人佇んだままだったという。 | ||
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| + | ===== 復讐の旅路 ===== | ||
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| + | ウン・チーはしばらく廃墟となった農園に滞在していたとされるが、その様相は決して穏やかなものではなかったという。 | ||
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| + | 夜な夜なうなされ、ぽぽ大尉への恨みをうわ言のように言い、精神的に消耗しているのは明らかな様子だったという。 | ||
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| + | そうしてある時、ウン・チーは有志を募り部隊を結成した。自らを捨て駒のもっとも卑しく見下された部隊として第ゴミうんこカス小隊と名乗り、部隊の目的を自分たちを裏切った農園軍残党の復讐と位置づける。 | ||
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| + | 第ゴミうんこカス小隊は消息を絶ったぽぽ大尉と本隊の捜索、そしてそれの抹殺を目的とした片道切符の部隊でありながら有志は多く集まったと言われる。 | ||
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| + | ウン・チーは仲間の無念を晴らすために、そしてぽぽ大尉を信じ、疑う者たちを説得してしまった自らの贖罪の為に、第ゴミうんこカス小隊は農園を出発した。 | ||
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| + | ウン・チーは長い放浪の中で、何人か腐敗した農園軍上官を見つけ出し、暗殺を繰り返していった。中には小規模な部隊を保有している農園軍残党も居たが、殆どの実戦を捨て駒部隊に押し付けていた本隊残党はまともな抵抗も出来ずに壊滅している。 | ||
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| + | その詳細な数や時期については記録が残っておらず、誇張や誤認が含まれている可能性も指摘されている。 | ||
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| + | 一部地域では、この頃から正体不明の暗殺者が出没するという噂が流れ始めたとも言われている。 | ||
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| + | 第ゴミうんこカス小隊は輝ける戦績も無く、ひたすら放浪と復讐を繰り返し、裏切った者たちを追い詰めていった。だが、ぽぽ大尉だけはどうしても見つからなかったという。 | ||
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| + | 一節によればぽぽ大尉は裏切りの口封じの為に既に始末されている説も囁かれているが、それを裏付ける証拠は何もない。 | ||
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| + | ===== 庭園への漂着 ===== | ||
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| + | ウン・チーの憎しみの焔が穏やかになったと後に語られるようになるのが、現在第ゴミうんこカス小隊が本部を設置している庭園の発見だった。 | ||
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| + | ウン・チーは庭園を発見した当初、農園によく似たこの場所を農園軍残党が居ると判断し、攻撃を計画していたとも、既に準備段階に入っていたとも言われている。 | ||
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| + | しかし、庭園の御庭番衆によってその誤解は解け、ウン・チー率いる第ゴミうんこカス小隊は庭園に招かれた。 | ||
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| + | 温かい歓迎を受けた第ゴミうんこカス小隊は、今までの自分たちの経緯を説明し、それを憐れんだ御庭番衆は庭園主にこの事を報告した。 | ||
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| + | 庭園主の提案によって第ゴミうんこカス小隊は庭園での活動、そして本部を置くことを許され、新しい故郷として庭園に住むことが許された。 | ||
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| + | この時の事を御庭番衆が証言するには、皆垢まみれでとてつもなく臭く、特に部隊長(ウン・チーと思われる)の臭いが目が染みるほど臭かったと証言している。 | ||
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| + | ウン・チーは部隊に長い休暇を出し、庭園の穏やかな雰囲気によってその心に平穏を見出していったという。 | ||
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| + | 彼は枯山水の灯籠にもたれかかってタバコを吸う姿が度々目撃され、顔こそ怒ったままだったが、部下たちはていっちは少し優しくなったと皆口を揃えて証言している。 | ||
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| + | ウン・チーはこの頃から瞑想をするようになり、そのスタイルは左乳首を触りながらという奇妙なスタイルだったが、どうやら左乳首を右乳首にできる(本人談)と言っており、どちらでも良い様だった。 | ||
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| + | 農園から放浪の末たどり着いたぷゆゆなどを見かけると、ウン・チーは特に理由もなく驚かし、ぷゆゆがビクッとするのを眺めては笑いもせず立ち去るという。 | ||
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| + | ウン・チーを知る者からすると、冗談をするだけ心に余裕が出来たのだとする声もある。一方で、戦場での癖が抜けきっていないだけだとする見方も存在する。 | ||
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| + | ===== 現在の様子 ===== | ||
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| + | 現在第ゴミうんこカス小隊は、定期的な庭園外でのパトロールや偵察などを行っているが、農園軍残党の噂を聞きつけると真相を確かめるために遠征している。その結果については報告が途切れることも多い。 | ||
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| + | 第ゴミうんこカス小隊が結成された暗い理由はあれど、今彼らは多少なりとも平穏を見出している。 | ||
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| + | ウン・チーは寡黙であり、あまり多くを答えないが御庭番衆からの質問に彼は何度か答えている。 | ||
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| + | 「戦場にはうんちを置いてきた。」「うんこはしない。」など、意図不明な言葉が残っており、真意はなにも分からない。ただ分かるのは、彼が答えるのはとても珍しいという事だけだ。 | ||
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| + | 彼は御庭番衆に「枯山水で灯籠に核ミサイル発射した。」と言ったが、そのような事実は存在せず、何かの彼らしいジョークの一つだと言われている。 | ||
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| + | ウン・チーとその仲間たちはその目標を達成するまで真の平穏を得ることはないが、少しずつ違う生き方を模索しつつある。 | ||
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| + | 今後、彼らがその戦いにどのような決着をつけるのかは不明であるが、穏やかな余生を願う声も少なからず存在する。 | ||